単身赴任中の浮気は許すべき?浮気を防ぐための方法も解説します

夫や妻が単身赴任をしている際に、相手が浮気をしたらどうしますか?自分の目が届かない場所で、自分以外の異性と体の関係を持っているとは想像したくありませんが、単身赴任中に浮気をする人は実際のところ少なくありません。
今回は単身赴任中の浮気を許すべきかどうかについて、浮気を防ぐための方法と一緒に解説します。
単身赴任中に浮気をする確率は低くない
「相模ゴム」が2018年におこなった調査によると、男性が浮気をする割合は約27%、女性が浮気をする割合は約16%となっていました。
そして男女が別々に暮らしている場合の浮気率は2倍になるといわれているため、単身赴任中の浮気率は男性で54%、女性で32%となります。
男性では2人に1人が、女性でも約3人に1人が単身赴任中に浮気をしているということです。
単身赴任中に浮気が増える理由
前述したように、単身赴任中は男女が一緒に暮らしていたときと比べて、浮気をする確率がグンと高まります。いったいなぜでしょうか?
続いては単身赴任中に浮気が増える主な理由について紹介します。
妻や夫がいなくてさみしいから
まずは妻や夫が近くにいなくてさみしいからです。多くの単身赴任者にとってまったく知らない土地で、家族や友人もいない環境では自然と孤独を感じてしまいます。
さみしさを感じているときに、ちょっと感じの良い男性や女性が表れると、つい気持ちが揺らいでしまうこともあるでしょう。さみしい気持ちを解消するために、浮気をしてしまうのです。
単身赴任中のストレスを発散させるため
単身赴任中は多くの人にとって、大きなストレスがたまります。慣れない仕事や職場の上司、同僚などに囲まれて、毎日緊張の連続です。
土地勘もないため思ったように遊ぶこともできず、たまったストレスを解消するために浮気へ走ってしまう人も少なくありません。
夜遅くまで遊んでいても注意されないから
3つ目は夜遅くまで外で遊んでいても、妻や夫から注意されないからです。単身赴任先に妻や夫はいないため、外で遊んで夜遅くに自宅へ帰っても「いったいいつまで飲んでるの!」と文句をいわれません。
好き勝手にハメを外して遊べるため、浮気をする確率も上がります。
妻や夫からの愛情が薄れてしまうから
物理的な距離ができると、人によっては相手からの愛情を感じにくくなってしまいます。いくら電話やメッセージ、ビデオ通話などをしていても、直接顔を合わせて会う・会わないとでは、愛情の感じ方に違いが生まれるものです。
妻や夫からの愛情が薄れてしまい、不足している愛情を満たすために浮気をする人もいます。
浮気をしてもバレないため
5つ目は浮気をしてもバレないためです。
単身赴任中は実質一人暮らしのようなもの。自分の家に浮気相手を招いても、妻や夫にはバレません。バレる心配がいらないため、ハメを外して浮気をします。
性欲を満たしたいため
特に男性の単身赴任者で多い理由が、性欲を満たしたいためです。これまで性行為をしていた妻が身近にいないため、たまった性欲を解消するために浮気をする人がいます。
単に性欲を満たすことだけが目的の場合、風俗へ通う男性もいることでしょう。
単身赴任中の浮気は許すべき?
「妻や夫がいなくてさみしかったから」「単身赴任中のストレスを発散させるため」「性欲を満たしたいため」など、単身赴任中に浮気をする理由は、通常の浮気とは少し意味合いが異なる場合があります。
そのため浮気をしてしまった夫や妻の事情も、多少は勘案する必要があるのかもしれません。
浮気を許すか許さないかは、今後の夫婦それぞれの人生に大きな影響を与えるものです。そのため、慎重に今後のことを考えてから決めましょう。
参考として、浮気を許すかどうかの判断基準は次の通りです。
反省しているかどうか
1つ目は浮気を反省しているかどうかです。どのような事情があるにしても、浮気をしてしまったことを本当に反省しているかどうかは大切なポイントの一つ。
口先ばかりの反省ではなく、心からの反省の気持ちが伝わっているかどうかをチェックしてみましょう。
過去にも浮気をしたことがあるかどうか
単身赴任中の浮気が初めての浮気なのか、それとも以前にも浮気をしたことがあるのかによって、許すかどうかは大きく変わってきます。
もし過去にも浮気をした経験がある場合、浮気自体がクセになっている可能性も否定できません。今回浮気を許しても、また時間をおいて浮気をくり返すことも考えられます。
浮気を許した後の関係性をイメージしてみる
最後は浮気を許した後の、夫婦の関係性をイメージしてみることです。浮気を許した後も、今までと同じような夫婦関係を維持できるでしょうか?
許したとき、許さなかったときの関係性を想像して、どうするかを決めると良いでしょう。
単身赴任中の浮気を防ぐためにできること
最後に単身赴任中の浮気を防ぐためにできることを紹介します。
毎日電話をする

毎日電話をして話しをしましょう。直接声を聞くことで相手のさみしい気持ちは解消され、また浮気の抑止力としても働きます。
相手の都合を考えてメッセージのみにしてしまうと、浮気の抑止力としては弱くなります。電話やビデオ通話がベストです。
連絡を入れずに訪問する
事前に連絡を入れずに、突然単身赴任先を訪問する方法もあります。相手にとってはいつ来るかわからないため、浮気をしにくくなるでしょう。
家族写真を部屋に飾る
3つ目は家族写真を、単身赴任先の部屋に飾ることです。家族が一緒に仲良く写っている写真を見ることで、家族のことを思い出し、浮気心をセーブしてくれます。
子どもがいる場合は、子どもの写真がおすすめです。
まとめ
単身赴任中は浮気をする確率が2倍になるといわれています。男性では2人に1人、女性では3人に1人と高い割合です。
浮気を許すべきかどうかは、夫婦それぞれの事情や浮気にいたった理由、浮気を心から反省しているかどうかなどによって変わってきます。今後の夫婦関係をイメージしながら、どうするのかをじっくり考えていくと良いでしょう。