待ち伏せされたらどうする?相手の心理状態と対策を解説します
「仕事からの帰り道、まったく知らない男性にいつも待ち伏せされている」「交際を断った女性から、ときどき待ち伏せをされるようになった」など、特定の相手からの待ち伏せで悩んでいる人はいませんか?いつか何かしらの危害が加えられるのではないかと、不安になってしまいます。
今回は待ち伏せをする相手の心理状態と、待ち伏せをされたときの対策について解説します。
待ち伏せをする相手の心理状態や特徴
まずは待ち伏せをする相手の心理状態や特徴を見ていきましょう。
一目でも良いから姿を見たい
まずは一目でも良いから、姿を見たいと思っていることです。恋愛感情を抱き、淡い恋心から「相手の姿を見たい」と思い、待ち伏せをしてしまいます。
姿を確認できれば満足できるため、話しかけたり、気づいてもらうためにアプローチしたりすることはほとんどありません。
相手に自分のことを気づいてもらいたい
恋心を抱きつつも、「自分に気づいてもらいたい」「自分にもっと関心を持ってもらいたい」と思い、待ち伏せをする人もいます。
こっそりと待ち伏せするのではなく、わざわざ見えるような場所に現れるのが特徴です。
偶然を装ったアプローチを試みている
3つ目は偶然を装ったアプローチを試みていることです。相手に面と向かって話しかけたり、デートに誘ったりする勇気がないので、道ばたで偶然を装って会い、話しをするチャンスを伺っているのかもしれません。
2人きりで話しをしたい
学校の同級生や会社の同僚など、それぞれの場所で話しをする機会はあったとしても、周りに人がいると2人きりになるのは難しいかもしれません。
意中の相手と2人きりで話しをしたり、一緒に過ごしたりしたい気持ちから、待ち伏せをする人もいます。
他の異性から守らなければと思っている
5つ目は自分以外の他の異性から、相手を守らなければと思っていることです。特に待ち伏せをしている相手が、男性の場合に多く見られます。
「他の悪い男から彼女を守らないといけない」などと、交際していないにも関わらず、一方的な思い込みから待伏せに走る人も実際に存在しています。
後述するストーカー気質であることも多いため、注意が必要です。
困らせようと思っている
何かしらの理由で怒りや反感をかい、困らせてやろうと思って待伏せをするケースです。「混雑している駅のホームで、肩がぶつかった」「道ばたでクラクションを鳴らされた」「自分の子どもが注意された」など、怒りや反感をかう理由はさまざま。
まったく身に覚えのない相手から、被害を受けることも少なくありません。
くり返される待ち伏せはストーカー規制法の対象となる
何度も同じ相手に待ち伏せをされると、毎日大きな不安を抱えて生活することになります。「またいるのかな?」「何か危害を加えられるのかな?」など、精神的にも追い込まれていってしまうでしょう。
現在日本では「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」というものがあり、待ち伏せも法律の対象となっています。
待ち伏せをしている人自身が「ストーカー行為をしている」「嫌がらせを目的として待ち伏せをしている」といった認識は不要で、被害者や警察がストーカー行為と判断すれば、法律上で何かしらの対応が可能となります。
待ち伏せを防ぐための方法
度重なる待ち伏せを防ぐためには、以下で紹介するようないくつかの方法があります。
できるだけ人通りが多い道を歩く
1つ目はできるだけ人通りが多い道を歩くことです。周りに人が多い場所なら、待ち伏せをしている相手も変な行動を控えます。
多少遠回りになったとしても、なるべく人がたくさんいる場所を歩くようにしてください。
交番やコンビニなど、助けを求められる場所を確認しておく
通学経路や通勤経路など、いつも使っている経路上で、交番やコンビニなどの場所を事前に確認しておきましょう。
道ばたで待ち伏せをしている相手から、さらに迷惑な行為を受けた場合、すぐに助けを求められます。
スマホで電話をしているフリをしながら歩く
3つ目はスマホで電話をしているフリをしながら歩くことです。特に人通りが少ない場所や、暗い場所を歩く場合に有効です。
「誰かと電話でつながっている」ことがわかると、待ち伏せをしている相手は警戒して、迷惑な行動を控えます。
自宅前に到着したら、周囲を良く見渡してから入る
自宅前に到着したからといって安心してはいけません。周辺に待ち伏せしている相手が潜んでおり、あなたが自宅に入る隙をねらっている可能性があります。
ドアを開けて自宅に入る前に、周囲を良く見渡してみましょう。安全であることが確認できてから、家の中へ入るようにしてください。
警察へ相談する
前述したように、くり返される待ち伏せはストーカー規制法の対象となります。法律に基づいて警察が警告や禁止命令などの対応をしてくれるため、待ち伏せが迷惑行為だと感じたら警察へ相談してみましょう。
警察へ相談する前に、探偵事務所へ調査依頼するのがおすすめの理由
警察へ相談する前に、探偵事務所へ調査依頼するのがおすすめです。もし待ち伏せに関する十分な証拠がなかったり、待ち伏せをしている相手の素性がわからなかったりする場合、警察によっては対応に時間がかかってしまうかもしれません。
できるだけ迅速な対応をしてもらうためには、待ち伏せの証拠と相手に関する情報を持っていくことが必要です。
探偵事務所では待ち伏せを含むストーカーに関する調査をしているため、警察へ行く前に調査依頼をするのが良いでしょう。豊富な調査実績や高い調査スキル、最新の機材などを活用して、証拠や相手に関する情報を手に入れてくれます。
まとめ
待ち伏せをしている相手の心理や特徴はさまざま。「一目でも良いから姿を見たい」「相手に自分のことを気づいてもらいたい」「困らせてやりたい」など、何かしらの理由を持っています。
中にはストーカー気質の人もいるため、度重なる待ち伏せには注意しましょう。行動がエスカレートして、身体に危害をおよぼす可能性も否定できません。