浮気を気にしない人が考えている理由とは?心理的特徴も解説します

恋人や結婚相手が浮気をした場合、多くの人は「どうして?」「裏切られた!」などと心に大きな傷を作ることとなるでしょう。
しかし中には浮気をされても平気な顔をして何とも思わず、実質的に認めている人もいることには驚きです。
彼らはなぜパートナーの浮気を許容できるのでしょうか。
今回は浮気を気にしない人が考えている理由を、心理的特徴と合わせて解説します。
法律上の浮気の基準とは?
そもそも浮気とは、具体的にどのような行動や基準を指すのでしょうか。
人によっては「異性と2人っきりで外出をしたら」「手をつないだら」「キスをしたら」など、考えている浮気の基準は異なるのが通常です。
一つ参考になるのが法律上の基準。民法では離婚事由にあたるものの一つとして、不貞行為を挙げています。不貞行為とは体の関係、つまり性的な関係を持ったかどうかのこと。
つまりパートナー以外の人と性的な行為を行うと不貞行為と見なされ、離婚事由となるのですね。
手をつないだりキスをしたりしただけでは、法律上では浮気と見なされないのです。
浮気を気にしない人が考えている理由や心理的特徴
恋人や結婚相手に浮気をされても平気な人は、どのようなことを考えているのでしょうか。
主な理由や心理的特徴を、全部で5つ見ていきましょう。
パートナーとの恋愛関係が冷めている
まずはパートナーとの恋愛関係が冷めていることです。特に結婚している夫婦間で見られるケースですね。
表面上は夫婦の関係を保ってはいるものの、互いに愛情はなく、仮面夫婦や家庭内別居などの状態におちいっている人たちです。
子供のことや社会的なことなどから、愛情がなくても離婚することができません。
お互いに愛情や関心がすでになくなっているため、相手が浮気だろうが不倫だろうがしようとお構いなし。
割り切った生活をしているので、パートナーが浮気をしても平気なのです。
パートナーの収入で生活が成り立っている
2つ目はパートナーの収入で生活が成り立っているケースです。浮気をされた側に収入がまったくなかったり、あったとしても生活できるだけの十分な額を貰えていなかったりする場合、パートナーの収入に頼るほかありません。
浮気を原因として離婚をした場合、通常よりも多い慰謝料請求はできますが、中には支払いが滞ることから生活が苦しくなるケースもあります。
そのため夫婦の場合は浮気をされたとしても、生活のために結婚生活を続けているのですね。
自分も浮気をしている

自分も浮気をしていることが原因で、相手の浮気を容認している人もいることでしょう。
「自分も浮気をしているから、相手を責めることはできない」と思う人もいれば、「もしかしたら相手も自分の浮気に気付いているかもしれない。浮気を指摘したら、逆に問い詰められるかも」などと自分の浮気が明るみになることを恐れている人もいます。
また最近はオープンリレーションシップといって、互いに浮気することをあらかじめ認めているカップルも登場してきています。「子供は作らない」「好きにならない」など、それぞれのカップル間で独自のルールを設けているのが一般的ですね。
最後は自分のところへ戻ってくると大きな自信を持っている
4つ目はたとえ浮気をしたとしても、最後は自分のところへ戻ってくると、大きな自信を持っていることです。
これまでにも同じような経験があったのかもしれませんね。
自分自身に対して強い自信を持っているだけでなく、これまでにパートナーと一緒に築きあげてきた関係性や家庭環境などに対しての自信から、「いずれはこの場所に帰ってくる」と確信をしているケースもあります。
浮気が何度も続いて精神的に慣れてしまった
最後はパートナーの浮気がこれまでに何度も続いた結果、精神的に慣れてしまったケースです。
もちろん最初に浮気をされたときはショックを受け、「なんで」「どうして」などと心の中で大きな葛藤もあったことでしょう。
しかし相手が何度も浮気をくり返していくうちに、「またか」と徐々に浮気をされることに慣れていくのです。
浮気をされる度にショックを受けていたら、心も体も持ちません。心と体を守るための防衛反応として、慣れていくのでしょう。
浮気の責任を押し付けることだけが得ではない
上記で説明してきたようにパートナーの浮気を気にしない人は、浮気に対して独自の考え方や理由を持っていることが分かります。
もちろん社会的に見ると浮気は許されることではありません。不貞行為として法律上にも規定されています。
しかし恋人や夫婦のあり方は、ひとそれぞれ。それぞれの事情や状況があり、浮気の責任を押し付けることよりも、浮気を気にしない方が得という場合もあるのですね。
浮気を許すか許さないか、浮気の事実をはっきりさせるかさせないかは、個々の関係性や状況を鑑みて判断すると良いでしょう。
浮気の事実をはっきりさせたい!探偵事務所の調査がおすすめの理由
パートナーに浮気の兆候が見られ、どうしても浮気をしているかどうかをはっきりさせたい場合は探偵事務所の調査がおすすめです。
個人で浮気をしている証拠を集めるのは難しいもの。前述したように法律上で浮気と認められるためには、肉体関係を持ったという証拠が求められるためです。
具体的には浮気相手とホテルへ出入りする現場や、互いの自宅に行き来する姿を写真や動画に残す必要があります。素人では相手から気づかれてしまったり、上手く写真や動画撮影ができなかったりすることも少なくありません。
探偵事務所は豊富な調査実績や高い調査スキル、専門的な機材などを活用して、浮気の事実と証拠をつかんでくれるでしょう。
まとめ
世の中には恋人や結婚相手から浮気をされても、気にしない人がいます。相手との関係が冷めている、相手の収入に頼って生活をしている、自分も浮気をしているなど、理由はさまざまです。
浮気は社会的には認められることではありませんが、それぞれカップル間での事情や状況があり、浮気の責任を押し付けることだけが得とはいえません。
個々の状況に合わせて、どうすれば良いのかを決めていくと良いのではないでしょうか。