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探偵コラム

婚活アプリの危険性とは?安全なアプリの使い方も解説します

インターネットやスマホの普及に伴って、婚活ができるアプリもたくさん登場してきました。

気軽に婚活ができる反面、想像もしなかったようなトラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。

今回は婚活アプリが持つ危険性について、安全なアプリの使い方と一緒に解説します。

婚活アプリが持つ危険性

実際に婚活アプリを使ってことがある人の中には、さまざまなタイプの危険に遭遇していることも少なくありません。

まずは具体的にどのような危険性があるのかについて見ていきましょう。

マルチ商法に勧誘される

まずはマルチ商法に勧誘されることです。

マルチ商法とは別名ねずみ商法とも呼ばれているもの。商品やサービスを販売している組織・団体の会員が、新しい会員を誘うとマージンが発生します。

そして新しい会員がさらに他の新しい会員を誘って、階層的に組織・団体を大きくしていく販売スタイルのことです。

婚活アプリにはマルチ商法を目的とした会員が登録していることもあり、新しい会員の獲得を狙っています。

特徴はメッセージの交換が始まって、すぐに会おうとすること。

また「お金を稼ぐ」「投資」「夢」などのワードをちらつかせることが多いため、このような単語があちこちに見られたら注意しましょう。

ストーカーから付けまわされる

2つ目はストーカーです。

もちろん彼らの多くは自分から進んで、ストーカーになろうと思っているわけではありません。

しかし本来の性格や特性などから、婚活アプリで知り合った人に対して迷惑行為をしてしまうのです。

最も多い被害の一つが、個人情報の収集。アプリ内に掲載されている個人情報や写真、または相手と直接やりとりした何気ないメッセージを元にして、SNSやインターネット、Googleマップなどから個人情報をひたすら収集しようとします。

自宅や勤務先、交友関係、プライベートで行く場所などの情報を集め、さらに相手によっては直接的な接触を試みるでしょう。

待ち伏せや付きまといだけに終わらず、最悪のケースでは身体に被害を受ける可能性も生じます。

個人情報の開示には最大の注意を払いましょう。

体だけが目的

特に相手が男性の場合、婚活ではなく体だけが目的であるケースも珍しくありません。

特徴はメッセージの交換が始まってから、すぐに会おうとすること。また会うのは夜の時間帯だったり、やたらとお酒を飲みに誘ったりすることが多いです。

本当に婚活をしている男性の場合、メッセージの交換が始まってすぐに会おうとはしません。お互いのことをゆっくり理解した上で、デートの誘いが来るはずです。

またデートも夜指定ではなく、昼間の時間帯でも設定してくれるでしょう。

結婚詐欺で金銭を巻き上げられる

最後は結婚詐欺で、金銭を巻き上げられる危険性です。

結婚詐欺師は基本的に結婚を強く望んでいる人をターゲットにするため、手っ取り早くターゲットが見つかりやすい婚活アプリに登録をします。

アプリの中でターゲットを見つけたら、積極的にメッセージのやりとりがスタート。趣味や好み、理想の結婚相手、理想の結婚生活などを上手く聞き出しながら、理想の相手を演じます。

そしてかなり早い段階で交際をスタートしてデートを重ね、「さあ結婚まで秒読み!」となった時に突然、相手からお金を無心されるのが典型的なパターンです。

安全な婚活アプリの使い方

婚活アプリに上記のような危険性があるのは確かです。

しかし健全な気持ちから利用している人も多く、アプリ内で出会って実際に結婚しているカップルも少なくありません。

大切なのは使い方です。

続いては安全な婚活アプリの使い方を紹介します。

本人確認機能が付いているアプリを利用する

1つ目は本人確認機能が付いているアプリを利用することです。

アプリの中にはメールアドレスのみで登録・利用できるものもあります。気軽に利用できる反面、匿名性が生まれることから危険度もアップするでしょう。

免許証やパスポートといった、本人確認ができる書類提出を義務付けているアプリなら安心度が高まります。

上場企業運営のアプリを利用する

最近は上場企業が運営している婚活アプリもたくさんあります。

ある程度名前が知られている企業運営であれば、アプリ内の監視体制や運営体制も整っていることが期待できるでしょう。

インターネット異性紹介事業届が提出されているアプリを利用する

婚活アプリといったマッチングを目的としたアプリの場合、インターネット異性紹介事業届の提出が警察から義務付けられています。

アプリやサイトを確認して、きちんと届出がされているかどうかを確認してください。

メッセージの交換を始めてからすぐに会わない

4つ目はメッセージの交換を始めてから、相手とすぐに会わないことです。

体目的や金銭を目的とした相手の場合、できるだけ時間をかけずに会おうとします。もちろん直接会って話しをした方がお互いを早く理解できる面もありますが、安全面を考えると慎重に行動しましょう。

メッセージの交換を重ねてお互いのことを知ってから、実際の会うのが無難です。

完全無料のアプリを使わない

最後は男性と女性のどちらも、完全無料とするアプリを使わないことです。

無料のアプリは気軽に利用できる分、本来の婚活とは別の目的を持った人も多く集まりやすい特徴があります。

多少の費用はかかったとしても、無料ではないアプリの方が安心度は高まるでしょう。

またポイント制を採用しているアプリにも注意しなければいけません。

課金させるためにサクラを雇っているアプリもあるためです。

まとめ

現在巷には豊富な種類の婚活アプリが登場しています。

スマホやインターネットがあれば誰でも気軽に利用できるメリットがある反面、マルチ商法の勧誘やストーカーからの付けまわし、体目的、結婚詐欺などの被害に巻き込まれるリスクも出てくるでしょう。

婚活アプリだからといって、必ずしも危険なわけではありません。正しい方法を使えば、理想の相手を見つけるのに役立つはずです。

今回紹介した安全な使い方も参考にしながら、上手に婚活アプリを活用してくださいね。

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