やっぱり高いの? 興信所で浮気調査したら費用はどうなる?
「興信所で浮気調査をしてみたい!」と考える人はたくさんいますが、実際に行動に移して契約を結んでいる方は少ない印象があります。興信所に依頼しないのには人それぞれ、さまざまな理由があるでしょうが、費用がネックになっている方もいるのではないでしょうか。
浮気調査は、やろうと思えば素人でもすることができます。興信所に支払う費用が高いと感じられ、「自分で証拠を集めたらタダだ!」と思ってしまう依頼者の方もいるかもしれません。
ですが、興信所の報酬額は質の良いサービスや高い能力の表れでもあります。「興信所に浮気調査を依頼すると高い」「たくさんお金をとられる」というイメージが先行していますが、そんなことはありません。
今回は、興信所の浮気調査の「費用」についてお教えします。
興信所の費用は高い? その価格には秘密があった!
興信所の費用は、興信所によって変わります。同じ浮気調査をするにしても、比較的安いところもありますし、安価なところに比べると高く感じられるところもあります。これは、興信所によって料金設定が異なるということも大きく関係しています。また、調査日数や調査員の数によって費用は変わりますし、そもそもどのような支払い方法をとっているのかによっても金額は変動します。
とはいえ、どこの興信所に依頼したとしても浮気調査にはお金がかかるイメージがあるかもしれませんが、よく考えてみてください。
浮気調査には年末年始は関係ありませんし、クリスマスやバレンタインデーのような日でも調査は行われています。そのうえ、24時間を通して調査は続きます。一般的な企業のように、朝9時から夕方5時のタイムスケジュールで動いているわけではありません。
浮気調査が行われる時間は実にさまざまです。仕事終わりに浮気をするターゲットだっていますし、疑われにくい昼間の時間帯を選んで浮気をするターゲットも少なくありません。休日や祝日に浮気相手のところに出かける人もいます。
調査員は深夜でも早朝でも関係なしに働きます。
その結果、深夜や早朝には特別の割増料金を設定している興信所もあります。できるだけ浮気調査にかかる費用を抑えたいと思っている依頼人もいるかもしれませんが、こればっかりは予想してセーブできるものではありません。
また、調査員や依頼人が考えているよりも長い時間、ターゲットが浮気相手の家に滞在することもあります。当然、張り込み調査の時間は想定よりも長くなります。
そうなったら、調査時間を延長するしかありませんし、その延長料金は依頼者が支払わなければなりません。ただし、こういった細かいことはほとんど契約書にかかれていますので、契約する前に熟読することをおすすめします。
さらに依頼人には、調査にかかる費用、つまりは経費も請求されます。興信所によっては経費をあらかじめ報酬に含めて請求するところもありますが、そうではないところもあるのです。経費を請求される場合、調査員の交通費や機材にかかる費用、車両のレンタル費用、ガソリン代、通信費、宿泊費や飲食代がかかることもあります。
「できるだけ調査費用を切り詰めたい」と考え、安い報酬で引き受けてくれる興信所を探している方もいるかもしれません。しかし、安い報酬のところに安易に飛びつくのはおすすめできません。当初は安いと思っていても、オプション料金などが積み重なり、結局他の興信所と変わらない値段だったと後から気付いた…というのはよくあるケースです。しかも、契約する直前に気付いたため「やめる」と言いにくく、結局満足のいかない調査にお金を払う羽目になってしまった…こんなシチュエーションは悲惨としか言えません。
それよりもあなたのやるべきことは、浮気の証拠をできるだけ集めておくことです。
あなたがターゲットの情報を渡しておけば、興信所も余計な調査をすることなく、本題の浮気調査に集中できます。スムーズに調査が進めば、依頼人の支払う報酬をスリム化できるかもしれません。そのためには、ターゲットの情報や行動パターンをできるだけ調べておき、それを相談や契約の時に見せられるようにまとめておきましょう。
ただし、ターゲットにそれを見られないように充分注意してください。
報酬が安い興信所には理由がある?
『安かろう悪かろう』という言葉があります。これは「値段が安いものには高品質なものはない」、つまりは安いものにはそれだけの理由があるという意味を持っていますが、実際に、興信所も安ければ安いほどいいというわけではありません。
報酬が安くても、調査の質が悪ければ意味がないのです。
しかし、すでにそのような興信所とコンタクトをとってしまった場合には、心を強く持って対応することが大事です。「納得がいかないところはしっかり確認する」「嫌だったらはっきりノーという」ことを実行できる強い心を持つのです。納得しないまま強引に契約を結ばされそうになったら「もう少し考えたい」とはっきり言いましょう。そのまま流されて高い報酬を支払わされることがないように、自分自身を強く持つことが肝心です。
浮気相手に興信所の費用は払ってもらえる?
ちなみに、浮気相手に対して、浮気調査にかかった費用を請求して支払ってもらうことはできるのでしょうか。実際のところ、これはかなり難しい問題であり、ケースバイケースです。
たとえば、離婚をすることが決まり、慰謝料の額を決める時、浮気調査にかかった費用を結婚相手に請求することは可能だと言われています。ですが、浮気相手に費用を請求しても、それが認められるかはわかりません。請求できたとしても数割だったという話もあります。
どうしても浮気相手に対して興信所の費用を請求したいのであれば、興信所からもらった領収書や明細を証拠として残しておき、弁護士に相談してみてください。
なお、興信所が依頼人ではなく浮気相手に請求を行うといったことはありません。あくまで支払いが発生するのは依頼人に対してです。
興信所の浮気調査を成功させるために必要な費用とは?
興信所に浮気調査を依頼する際、費用は避けられない要素です。しかし、その費用が調査の成功にどのように関わるのか理解しておくことが重要です。浮気調査には、人件費、機材費、交通費などさまざまな費用が含まれており、これらの費用が調査の質を支える要素となっています。
例えば、高性能なカメラや専用の車両などを使用することで、より確実な証拠を得ることが可能です。また、経験豊富な調査員が複数人で調査にあたる場合、浮気の現場を見逃すことなく確実に証拠を押さえることができます。
そのため、安さだけを追求するのではなく、調査の質を確保するための適切な費用を理解し、納得のいく調査結果を得られるようにすることが大切です。
失敗しないための興信所の費用交渉のコツ
興信所に浮気調査を依頼する際、費用の交渉は非常に重要です。費用を抑えることだけに集中すると、調査の質が低下する可能性があります。ここでは、失敗しないための費用交渉のコツを紹介します。
まず、初回相談時に詳細な見積もりを取得しましょう。見積もりには、どの項目にどれだけの費用がかかるのかが明確に記載されている必要があります。これにより、費用の透明性が確保され、無駄な出費を防ぐことができます。
次に、交渉の際には、あらかじめ調査の必要な範囲や具体的な情報を興信所に提供しましょう。これにより、不要な調査を省き、費用を抑えることが可能です。例えば、調査の対象や期間を明確にすることで、効率的な調査が期待できます。
さらに、成功報酬型のプランを選ぶのも一つの方法です。このプランでは、調査が成功した場合にのみ支払いを行うため、無駄な支出を避けることができます。成功報酬型は、調査の結果に満足できる場合のみ費用が発生するため、安心して依頼できるメリットがあります。
最後に、興信所との信頼関係を築くことも重要です。信頼関係があれば、費用交渉もスムーズに進みやすくなります。納得のいく費用で質の高い調査を依頼するために、しっかりと交渉を行いましょう。
実際の浮気調査でかかる費用の内訳—透明性を確認しよう
浮気調査の費用にはさまざまな要素が含まれており、その内訳を理解することで納得感を持って依頼ができます。以下は、一般的に浮気調査で発生する費用の内訳です。
- 人件費:調査員の稼働時間に対して支払われる費用。調査の難易度や期間に応じて変動します。
- 機材費:望遠カメラ,暗視カメラなど、調査に必要な機材の使用費用。高度な機材を使用する場合、費用が高くなることがあります。
- 交通費:調査員がターゲットを追跡する際の交通費。車両を使用する場合、ガソリン代や駐車料金が含まれます。
- 通信費:調査報告や証拠の送信にかかる通信費。特にリアルタイムでの報告が必要な場合、通信費がかかることがあります。
- その他経費:宿泊費や食費、特殊なケースでは弁護士との連携費用が含まれることもあります。
依頼前にこれらの内訳をしっかりと確認し、追加料金が発生する可能性についても尋ねることで、費用の透明性を確保することができます。契約書に記載されている内容を確認し、納得した上で依頼することが大切です。
興信所で浮気調査を依頼する際の費用を抑える方法と注意点
興信所で浮気調査を依頼する際、費用が気になる方は多いでしょう。浮気調査の料金はさまざまで、調査の質と費用のバランスを見極めることが重要です。ここでは、浮気調査の費用を抑えるための具体的な方法や、依頼前に注意すべきポイントを解説します。
事前の情報提供で調査の効率化を図る
浮気調査にかかる費用を抑えるためには、依頼者が可能な限り事前に情報を収集し、興信所に提供することが重要です。例えば、パートナーの行動パターンや浮気の疑いが強い日時、場所をあらかじめ把握しておけば、探偵がより的確に調査を進めることができます。このような情報提供によって、調査時間を短縮し、無駄なコストを削減することができます。
- 浮気しやすい曜日や時間帯をメモする
例えば、「毎週金曜日の夜に帰宅が遅い」など、パートナーの怪しい行動を把握しておくことで、探偵がその日時を重点的に調査できるようになります。 - 浮気相手の可能性がある人物の情報を集める
浮気相手の名前や住所、職場などがわかっている場合、その情報を提供することで調査がスムーズに進行します。
料金体系を事前に確認し、納得のいく契約を結ぶ
興信所によって料金体系は異なりますが、事前にしっかりと確認することで追加費用や予期せぬ高額請求を避けることができます。一般的な料金体系としては、時間報酬型、パック料金制、成功報酬型があります。
- 時間報酬型のメリットとデメリット
時間単位で料金が発生するため、調査時間が短ければ費用を抑えられますが、浮気の現場がなかなかつかめない場合は、費用がかさむ可能性があります。 - パック料金制の利便性
一定の時間や日数が決まったパック料金は、総費用をあらかじめ見積もりやすく、追加料金の心配が少ないため、安心して依頼できる方法です。 - 成功報酬型のリスク
成功した場合のみ料金を支払う方式は安心感がある一方で、調査結果が不十分だった場合でも着手金がかかることがあります。また、成功報酬型は高額になることが多いため、慎重な判断が必要です。
追加料金を確認してトラブルを防ぐ
契約前に、追加料金やキャンセル料の有無を確認しておくことは非常に重要です。特に、以下の点をしっかりと確認しましょう。
- 調査延長時の料金
- 交通費や機材費などの諸経費
- キャンセル時の返金条件
これらを事前に明確にしておくことで、後々のトラブルを防ぎ、スムーズに浮気調査を進めることができます。
まとめ
興信所に浮気調査を依頼する際の費用は、調査の質や成功に直結する重要な要素です。まず、信頼性の高い興信所を選ぶことが大切です。
次に、詳細な見積もりを確認し、費用を抑えるための交渉を行うことで、納得のいく調査を依頼できます。また、興信所との信頼関係を築くことで、適正な費用で確実な調査結果を得ることが可能です。
具体的な調査内容や期間、使用する機材なども確認し、総合的に判断しましょう。