浮気調査の費用はどのくらいかかるの?
お互いを良く知るからこそ、仕草や態度の変化でパートナーの裏切りに気づいてしまうものです。そこには証拠となるものはないけれども確証があるものです。
しかし、確証だけでは裁判の場においては勝つことはできません。
仮にパートナーに詰め寄ったにしても言い逃れされてしまい逆ギレされてしまうのがオチでしょう。
証拠は裁判で勝つ為にも有効ですが、パートナーと嘘偽りのない、本気の話合いをする為にも必要なものなのです。
パートナーと、パートナーを唆した相手は今日も安穏と暮らしているのに、あなたは食事も喉を通らず、睡眠もとれずに、苦しい生活を続けている・・・。我慢する必要はありません。まずは、証拠を取る為に探偵社に相談して見る事をお勧めします。
しかし、ここで気になるのはやはりお金の問題ですね。
「探偵社に調査を依頼すればかなり高額になるのではないか」と思っている方は多いのではないでしょうか?
探偵の仕事はモノづくりのお仕事と違い、一定の部品を組み合わせる事で商品が完成するというものではありません。ご相談者毎に事情が違い、生活パターンが違い、浮気の頻度も違います。それらの状況を全て加味した上で調査をご提案します。所謂、ご相談者毎に調査を“オーダーメイド”する事となるのです。
オーダーメイドをする際に、要らぬ装飾をたくさん付けてしまえば費用が上がる様に、探偵のお仕事も“過度な人員”“無用な調査時間”を重ねれば費用は上がってしまいます。しかし、いくら費用を抑える為とは言え、袖なし、ヘソ出しの注文をしてしまえば、結局、着る事もできずに、オーダーメイドまでした事が台無しになってしまいます。
勿論、あれこれと装飾した結果、とんでもないものが出来上がり、着る事もできずに台無し、のパターンもありますね。
要するにオーダーメイドに際して一番重要なのは『TPО』(Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合))を考える事に他なりません。
ご相談者の話をよく聞き、質問を重ね、ご提案を繰り返す。この工程こそが何よりも重要なのです。そしてプロの探偵さんならば、これまでの数知れない経験から、ご相談者に理解しやすい、納得のいくプランをオーダーメイドできるものなのです。
料金を見極める為のポイント
探偵費用は残念ながら各探偵社によりまちまちでわかりづらい所もあります。
より良いオーダーメイドに出会える様、探偵料金のかかり方を少し紐解いてみたいと思います。
調査員の人員は適切か?
浮気調査の費用の大半はやはり調査員の数です。
調査を成功させる為には人員が必要である事は間違いありません。例えば警察などは1人を追跡するのに、追跡班(車両班、バイク班、徒歩班)、張込班、遊撃班が1セットとなり尾行を行う事があります。これだけでも10人以上が関わる事となります。しかしこの場合の追跡対象者は誘拐犯であったり、殺人犯であったりする訳ですから、そもそも普通の精神状態にない人物を追跡するという意味で大勢を動員し追跡を行う訳です。しかし民間の探偵社が追跡するのは、やっている事の悪質さは先の犯罪者と同等であっても、一般生活を送っている人物です。プロの探偵であれば、相手が警戒している事を考慮しても2~3人の人員体制で十分調査は行えます。
勿論、私見ではあるので、もし、探偵の人員を多数ご提示された場合は、よくよく説明を聞いて必要性を理解してください。
調査費用は時間で発生するのか?
浮気調査の費用の大半は人員、そして次に調査時間です。
勿論、浮気をする日や場所、時間がわかっていれば、調査員の人数も最小限で済み、尚且つ調査時間も短くできるので費用はぐっと抑える事ができます。
しかし、そのポイントがわからないのが普通ですね。
だからこそ、星の数ほど調査をしてきた経験のある探偵さんのアドバイスが有効となってきます。しかしここで一番気を付けなければならないのは「探偵社のアドバイスを鵜呑みにしない」事です。
良い探偵社ほど、アドバイスと質問が均等に行われます。仮に、アドバイスばかりでご相談者さんの意見を聞かない場合は気を付けた方がよいでしょう。「10日間やれば結果がでますよ」とか「7日間はやる必要があるね」とか、設定ありきで提案してくる場合は、無駄な調査日数を費やす可能性が高くなり、勿論、費用は高額になります。複数日の調査を提案された場合は“複数日、調査をやる意味”を確り認識する様にしましょう
調査日、開始時間の指定はできるのか?
これまでのご説明でご理解頂けると思いますが、この調査日程の指定は費用をおさえるのに一番重要な要素となります。
もし調査日を“指定できない”、もしくは“指定はできるが、前後も調査をやらなければならない”と言う事であれば、無駄な費用が掛かるという事になりますので、ここでも、複数日、やる意味を確り確認する様にしましょう。
調査費用の内訳は?(交通費や機材費、車両費などの扱いは)
「アメリカに出張に行くので、日本から追跡してほしい」
さすがにこの場合は実費として往復交通費、滞在費などはご請求する事となりますが、日本国内で、事務所拠点地域で調査を行う場合は、交通費などを別途徴収する事はありません。(勿論、これは当社の常識であって、探偵業界の常識とまでは言うつもりはありません)
「調査のご提案、費用をご提示」する訳ですから、不確かな金額を後乗せでご請求する事には違和感を覚えます。勿論、事前に提示するのであれば、その金額も踏まえて調査料金として考えられるので、良いとは思いますが、「後から請求します」と言う場合はその明細や内訳は確り確認した方が良いでしょう(後から交通費、機材代、車両使用費などなどで数万円請求されたとの話も聞いた事がありますので)
調査報告書はもらえるか?別途費用はかかるのか?
調査報告書は調査した成果物なので、「あって当たり前」なのですが、中には報告書作成代として数万円の費用を要求する所もある様です。ご相談者さんも当然あると思っていた事から調査が終わってからその話を聞かされたとして憤慨したとのケースも聞きます。
探偵のお仕事は浮気の証拠を撮る事です。勿論、撮影を行いますから、写真が証拠と言う考え方もありますが、厳密には写真は証拠を裏付けるパーツであって、最も重要なのは“調査員が目撃”しているという点になります。目撃者がいる事で証拠としての信憑性が格段に増す事になりますので、良い探偵社の報告書は裁判でも証言材料として有効となるのです。
報告書とは目撃証言を記述した書類なので、“報告書代は別途”と言うのは、本来、浮気調査を請け負っているのに矛盾を感じざるを得ません・・。
また、調査報告書の作成に数か月の時間を要するとの話も聞きます。目撃証言は新鮮であればあるほど良い、どんな場合でもそうです。“忙しい”との理由で、報告書が遅いのはいかがなものでしょうか?
契約した場合、解約費用はかかるのか?
一部の探偵社さんでは解約金が発生すると契約書に記載しているケースがある様です。
あくまで事前に告知して解約金がかかる旨を了承してご相談者さんは契約しているのですから、問題はありません・・・。
ですが、探偵社の契約には解約費用はつきものではありません。「依頼したのだから解約金取られるのは当たり前・・。」と納得せずに、もし解約金が発生する契約ならば、一旦、考えてから契約するのが良いでしょう。
探偵の料金がどのくらいかかるのか?
そういう意味ではケースバイケースとしか言いようがないのが実態です。
しかし、きちんと業者を見極めれば予算を抑えつつ、最大限の結果を得る事もできますので、まずはまごころのこもったご提案をする探偵社にも相談をしてみてください。